R5年10月14日研修会のご報告

R5年10月14日大崎口から食べることを支援する会研修会のご報告

 10月14日にハイブリッド&オンデマンド配信で研修会を開催しました。

 講師は敬愛する古川民主病院副院長の佐藤英之先生、座長は大崎歯科医師会の川村洋先生。人気の両先生ということで、会場31名、オンライン8名、オンデマンド27名も参加してくださり、大盛況の研修会となりました。

 テーマは「在宅療養における食支援の役割とは」

内容は

1:在宅患者の現状、栄養評価

2:症例で学ぶ多面的アプローチ(大崎市在宅医療専門職チーム意見交換会の試行症例

3:ワークショップ「食支援について皆で考えよう」

講義で学び、症例で考え、そしてワークショップで実践してみるという素晴らしい構成で参加した皆様大満足でした。

皆様の感想とワークショップの内容については下記の通りです。

<参加した感想>

・数年ぶりの対面の研修会でしたが、直接お会いして話を聞けるのはやっぱり良かった。

・ハイブリッド開催は本当にありがたいです。

・ワークショップにより多職種で話ができるのは良かった。

・ワークショップで、点数化する体験はとても参考になった。

・先生の講演から、訪問医療の中での他職種に対するリスペクトの姿勢は一緒に働くスタッフにとって心強く、何より患者さまへの安心感を与えることと思います。

・KTバランスチャートは、思ったより簡単に出来て、総合的に判断できるので、良かった。慣れるまで難しいけど、慣れてしまえば、普段でも使えそう。

・高齢在宅患者様の36%が低栄養で、自覚しにくく、気が付かないうちに進んでいることが多いため、栄養状態をMNA-SFやKTバランスチャートで評価することで日常生活活動度や生活の質の維持、向上に努めることの重要性を学びました。低栄養者が「食べたい。」と思った時に、その人らしさを追求できる多職種連携チームを作り、長期入院、寝たきりなどを防ぐことができたらと思います。

<ワークショップについて>

・佐藤先生の講義後、実際にMNA-SFやKTバランスチャートを使いながら、例題に添って簡単に評価ができました。今後、低栄養を感じられたご利用者様の簡易評価として自分でも行えると思える内容で、評価方法を習得出来た良い機会になりました。

・グループワークでは、先生の指導のもと、KTバランスチャートを使いまして、多職種からの的確な意見がたくさん出てきました。医療、介護の職種超えてとても意義のある研修会であったと思います。

佐藤先生実践に活かせる素晴らしい研修会でした。お忙しいところ本当にありがとうございました。

※今回ケアマネ協会大崎支部事務局の佐藤浩一様のご尽力により無事ハイブリッド開催を実施することができました。ご協力ありがとうございました。

大崎口から食べることを支援する会より

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